夢のまちケアの垣本です。
千葉市若葉区の事業所より、、、
人口知能が人に代わって仕事をして、多くの仕事がなくなるという話題が最近は絶えません。
最近、人口知能を活用したサービスに注目が集まっています。
訪問介護業界でも今後を見据えた人口知能を使ってウェブサービスが開始されました。
11月2日に『ユアマネージャー』というサービスが横浜市でスタートしました。
内容は、人口知能によって訪問介護ヘルパーと事業所を最適にマッチングさせるサービスです。
スマホアプリですね!
要は、求職者である訪問介護ヘルパーが『ユアマネージャー』に無料で登録して、希望の勤務曜日・時間を入力したら、近くの高齢者宅の介護の仕事が見つかるというサービスです。
複数の事業所への登録を前提としていて、
最も効率よく、高収入で働けるというのが訪問介護ヘルパーにとってメリットがあります。
詳しくはこちら
http://healthcare-markets.jp/2016-11-1press/
提供会社のヘルスケアマーケット・ジャパン株式会社の代表取締役の坪井俊憲さんは、訪問介護でヘルパーとして働いていて、このサービスを思いついたようです。
私も訪問介護事業所を経営している立場として、坪井さんの発想は完璧だと思いました。
間違いなく、ヘルパーのニーズに合ったサービスであると思います。
これは、実際に働いていないと分からない感覚ではないでしょうか。
このサービスはまさにヘルパーの働き方の効率性を最大限追求したものだと思います。
でも、私がちょっと危惧するところは、あまりにも働き手(ヘルパー)本意となってしまい、事業所の協力が得られるかどうかです。
また、
・変動する利用者の情報管理
・高齢者の個人情報
・記録用紙の形式の統一
などが課題になってくると思います。
私の知っている限り、訪問介護事業所で先進的にITを活用しようと思っている事業所は少ないです。
ですから、このサービスが多くの訪問介護事業所に受け入れられるかどうかがサービス普及の勝負になるのではないでしょうか。
最も大きな問題としては、訪問介護ヘルパーの年齢は大体がスマホを使わない年代(50歳以上)であるということ。
スマホのアプリなんて使ったことがないので、使用できない方が多いと思います。
ですから、このウェブサービスは40代以下の主婦層などを狙ったサービスだと推測できます。
多くヘルパーがスマホを使えないという状況から考えて、一気に訪問介護サービスを変えるウェブサービスになることは難しいかと思います。
しかし、いずれ主流になる可能性は高いと思います。
私が期待することは、『ユアマネージャー』によって、訪問介護ヘルパーの仕事に就く主婦層が増えればよいと思います。
実際に訪問介護の仕事は好きな時間に好きなだけ働ける、とても割の良い職業だと思います。
それをよりもっとアピールできる『ユアマネージャー』に期待したいです。
そして、日本の介護問題が解決に一歩でも近づけたらと思います。
時代の先をいくサービスであることは間違いないので、今後注目していきたいサービスです。
是非、千葉市にも上陸したら活用させて頂きます^^
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