夢のまちケアの垣本祐作です。
夏も終わりに近づき、今日は肌寒く感じますね。
今日は、介護業界におけるICTとロボットについて。
安倍総理が目指す「1億総活躍社会」の文脈で「介護離職ゼロ」を掲げています。
勘違いしている人が多いんですけど、「介護離職ゼロ」とは、介護職の離職率を下げるってことじゃないですよ。
一般企業で働いている労働者が親の介護のために退職して、日本全体の経済生産力を下げないようにするための「介護離職ゼロ」です。
ですから、私達、介護職の仕事は高齢者や障がい者の方々だけでなく、日本全体の労働者を支えていています。
そこは非常に誇りに持てるところです。
そこで、「介護離職ゼロ」に向けて、政府はICT、ロボット分野にお金をかけだしています。
今年度はその開発分野に多額のお金を使うようです。
日本政府がやりたいことは、簡単に言うと、
「高齢者が増加をどんどんしているが、介護職の人数はその増加ペースに追い付かない。だから、ICTやロボットを使って、人が少なくても介護ができるシステムを作ろう」
ということです。
ICTとは、インターネット・アンド・コミュニケーション・テクノロジーの略で、要するにペーパーレス化、電子化、IT化ってことです。
介護ロボもどんどんリリースしていっています。現状だと、施設への導入が徐々に始まっています。
介護ロボを導入すると補助金がもらえるので施設はロボット導入に積極的です。
このICT化とロボット化が進むとどうなるかというと、
・介護施設、事業所の人員基準の変化
・特定事業所加算の要件の変化
・処遇改善加算の要件の変化
・その他加算要件の変化
が考えられますね。
ですから、介護事業所、施設としては、今後ICT化とロボット化を積極的に進めていくべきだと思います。
在宅介護の介護ロボの導入はまだまだ先になると私は予想しています。
ソフトバンクが開発したロボットペッパーあたりが、全国の住まいに無料配布されたら、かなり世の中が変わるような気がしますね。笑
面白い介護ロボがたくさんあるので、暇なときにチェックしてみてください。
http://www.kaigo-robot-kanafuku.jp/article/13975190.html
ロボットスーツHALは一番有名どころですかね。
施設での導入が進んでいます。
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