介護保険の財源

夢のまちのケアの垣本です。 今日は介護保険の財源について説明します。 介護保険の財源というのは、「介護状態になったら、1割(2割)負担でサービスを受けることできるが、残り9割(8割)は誰がどうやって負担しているの??」という話です。 まぁ、誰がどうやってというと、簡単に言うと国が払っているのですが、この払っているお金の元は、国だけではないんです。 9割(8割)を支払っている財源は、公費(税)と保険料が半分半分なのです。 つまり、国と都道府県と市区町村から税金を集めて、介護保険の半分を負担していて、 40歳以上の人が払わなければならない保険料から半分を負担しているということです。 介護保険の財源=公費(税)50%+保険料50%ということです。 細かくいうと、 <公費(税)> 国の負担金が25% 都道府県の負担金が12.5% 市区町村の負担金が12.5% で、 <保険料> 40歳~64歳の人の保険料が30% 65歳以上の人の保険料が20% です。

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このように、財源が確保されています。 これらの財源は保険者である市町村ごとに設けられています。 例えば、千葉市が、 国民から徴収する介護保険料が徴収できなかったり、 介護保険給付が多かった場合には、 当道府県(千葉県)の財政安定化基金から交付金や貸付を受けることが可能となっています。 つまり、バックアップしてくれるということです。 このように、私達、千葉市民が介護を受けなくてはいけない状況になっても、お金を負担してくれる保障制度が整っているのです。

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